~ 西洋蜜蜂について ~
西洋蜜蜂はハウス栽培における受粉等に使用され 今現在重要な役割を果たしています。
また、花ごとに蜜を集めることが出来るのでいろんな種類の蜜を楽しむことができます。
養蜂の花形として長年活躍しています。
趣味の養蜂という観点から考えると西洋蜜蜂の飼育はたくさんの器具などを揃える必要があり用具の購入費用及び置場の確保・蜜蜂の維持コスト・手間暇
・厚着をしての猛暑下での中腰作業を考えると安易に手を出さない方が無難です。
何か作業をやるごとに専用工具が必要で専用工具の数がかなり多くその洗浄・メンテナンス・買い替え・保管管理等をイメージすれば養蜂(西洋蜜蜂)というものがかなり面倒くさくコストがかかるかということがわかると思います。
養蜂(西洋蜜蜂)においてコストは底なし沼です。
趣味レベルでは仮に売上が上がったとしてもコストがそれをアッという間に食いつぶしてしまいます。
また、強勢群になると いきなり刺してきたり威嚇しながらしつこく追っかけてきて刺そうするので気軽に飼うにはかなり敷居が高いです。
刺されると体が大きい分針も長いので日本蜜蜂より痛いです。
セイヨウミツバチはキイロスズメバチを小さくしたイメージで蜂数が多くなる群ほど狂暴となるので数が多い分だけやっかいです。
そして西洋蜜蜂は在来種ではないので病害虫に弱いので注意が必要です。
特に西洋蜜蜂はスズメバチに対して対抗策がなく気をつけないと数時間で何千匹もの蜜蜂たちが噛み殺されます。
また病気にかかるリスクも日本蜜蜂より高くいろんな病気にかかる可能性があります。
西洋蜜蜂の飼育はハウス等で一定期間ポリネーションしてくれればいいくらいで飼うのがちょうどいいのかもしれません。
養蜂業(西洋蜜蜂)は『きつい・面倒くさい・うるさい・危険』なので簡単な気持ちで始めると間違いなく長続きしませんのでご注意下さい。